Update - 1.3.0.69
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"CharacterArchiveContent.13213.2": "呼び鈴が軽やかな音を立てる。\r\nプラチナ学院の制服を着た少女が扉を開け、カフェに入って来た。\r\n「お客様、すみません。もうそろそろ閉店ですので……」\r\nネコ耳をつけた店員が頭を下げ、丁寧な口調で話しかける。\r\n\r\n「『午後の死』をひとつ、フクロウ多めで」\r\n「……こちらへどうぞ」\r\n注文を受けた店員は、慣れた手つきで隠しボタンを押すと、トイレのドアを押し開けた。\r\nもとは鏡張りの壁だったところが、階下へ続く階段になっていた。\r\n店員はまた、優雅な手つきでトイレのドアを閉めた。\r\n少女はふうと一息ついて、鞄から紙袋を取り出し、階段を下りた。\r\n\r\n「ベニト、おやつを持ってきたぞ」\r\n「あっ、ミネルバ。いらっしゃい!おやつはテーブル……には置き場所がないし。床に置いといて」\r\n白猫のたまり場……ではなく、ベニトの作業場はいつもこんな風に散らかっていた。\r\nだが、彼女の修理の腕前は、アッシュエリアで一番だ。\r\n\r\n「最近はどうだ? 忙しくしてるか?」\r\n「まあね。マメっちのお父さんが仕事で足を傷めたから。車椅子を作ってあげたよ」\r\n「ああそうそう。これ、マメからの礼だ」\r\nミネルバは持っていた紙袋をベニトに手渡した。\r\nこいつはアモールの町では珍しいお人好しだった。それが、ウィンドアッシュが彼女にここで店を出させている理由でもある。\r\n「わっ、フェニックスのねり飴だ。これってアモールでしか売ってないんだよね」\r\nもうひとつの理由は、彼女のこの天真爛漫な性格だ。\r\n\r\n「あっ、仕事の話で来たんだよね。今度はなにが壊れたの?」\r\nベニトはねり飴を口に放り込み、モゴモゴと話し続けた。\r\nミネルバが自分の背丈の半分ほどもあるリュックを床に下ろし、ファスナーを開けると、中には彼女のバットとスケボーが入っていた。\r\n「あちゃ~……これはけっこうヒドイね」\r\n「ヴァイパーの残党どもが夜襲をかけてきてさ。なんとか防いだんだけど……修理できるか?」\r\n「できなくはないと思う」\r\nベニトはバットを手に取ると、細かく観察し始めた。表面にある傷の数々は、どれもが持ち主の勲章だ。\r\n「普通の武器ならともかく、これって星ノ塔で見つけた神器でしょ?材料費がかさむよ?」\r\n「なら普通の材料でいい」\r\n「目に見える傷が残ると思うよ。スケボーとバットは大事な相棒じゃなかったっけ? 『パラマルタ』って名前も大好きな漫画から取ったんでしょ?」\r\n「なんでそれを……!チッ、わかったよ。このことは誰にも言うなよ?」\r\n「わかってるよ。傭兵にとっては信頼が需要だからね。とにかく修理はまかせて。そうだ、うちのムーナ装備を使う?効果はお墨付きだよ」\r\n「遠慮しとく。カネがねぇし」\r\n\r\nミネルバは手を振りながら、カフェを去った。\r\n「自分の手で持てない武器じゃ、戦闘のイメージが膨らまねえ」\r\n空を見上げると、星が川面のように揺らめいていた。昔、星ノ塔から見た夜空もこんなふうだったのを覚えている。それで、その夜空をスケボーに描いたんだ。",
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"CharacterArchiveContent.13301.1": "基本情報",
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"CharacterArchiveContent.13301.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13301.3": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13302.1": "巡遊者になった理由",
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"CharacterArchiveContent.13302.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13302.2": "フィーリエの巡遊者業界の現状を変え、すべての巡遊者がよりよい生活を送れるようにする。",
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"CharacterArchiveContent.13303.1": "履歴書からの抜粋(1)",
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"CharacterArchiveContent.13303.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13303.2": "星歴996年- アグリ・ユニオン内部調査報告\r\n\r\n……地理協会の撤退後、フィーリエの巡遊者業界は一時的な混乱に陥った。現在のところ、ダリシア執行官がこの過程で果たした役割は不明である。\r\n――『フィーリエ近況報告』P24\r\n……\r\n……フィーリエ支部が巡遊者たちに巨額の依頼を発注した動機は謎に包まれている。三大依頼の一つを完遂した実力派の巡遊者・ナツカ、そして彼女が率いる新しい討伐隊との間にあらかじめ何らかの合意があった可能性が高い。\r\n――『フィーリエ近況報告』P26",
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"CharacterArchiveContent.13304.1": "履歴書からの抜粋(2)",
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"CharacterArchiveContent.13304.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13304.2": "星歴996年 - フィーリエ週報 第350号\r\n\r\n「三大依頼」が完了した後も、魔物討伐を主導した高名な巡遊者・ナツカは歩みを止めなかった。花咲旅団に戻った彼女は、キャンプの維持や星ノ塔の開拓、そして地理協会の再受け入れに向けた準備を進めている。\r\nだが、彼女は本当にその責任を背負えるのだろうか?世間の評価は割れている。いま最も注目を集める巡遊者であるナツカが、再び奇跡を起こせるか――本紙は今後も追い続けていく。",
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"CharacterArchiveContent.13305.1": "履歴書からの抜粋(3)",
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"CharacterArchiveContent.13305.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13305.2": "某ギルドの会議資料より\r\n\r\nナツカは魔法を駆使して戦闘を有利に進め、味方を援護し、敵を翻弄することを得意とする。その柔軟で多彩な戦術により、常に戦場では主導権を握ってきた。\r\n重要なのは「力」ではなく「頭脳」。彼女の戦い方がそれを明確に示している。\r\nいいか諸君、彼女に追いつくのは容易ではない。\r\nだが、彼女こそ我々が学ぶべき最高の模範だ。天賦の才を持つ者は少ない。それゆえに、成長し続ける努力が何より大切なのだ。",
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"CharacterArchiveContent.13306.1": "履歴書からの抜粋(4)",
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"CharacterArchiveContent.13306.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13306.2": "街頭インタビュー - 巡遊者の声\r\n\r\n「一番尊敬してる人?それはもちろんナツカさん……ば、馬鹿、別に媚びてるわけじゃねぇよ!反射的に出ただけだって!」\r\n「俺、前は討伐隊の一員だったんだ。朝起きれば彼女が巡回から戻ってきて、みんなが寝たあとも彼女のテントだけはまだ灯りがついてる。\r\n戦いでもいつだって一番前に立って指揮をとってくれる。雨でも風でも雷でも、彼女は決して止まらない。そりゃあ、みんなすげぇ人だって思うよな。\r\n……まあ、中にはすごすぎて怖いってやつもいるけど、話してみるとすごく優しい人なんだ」",
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"CharacterArchiveContent.13307.1": "履歴書からの抜粋(5)",
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"CharacterArchiveContent.13307.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13307.2": "巡遊者の手引き第三版 編集責任者:ナツカ\r\n\r\n……\r\nサバイバル術 ― 水の確保\r\n水源:近くの小川、湖、または植物の根を探す。\r\n浄化方法:布と砂・炭を使ってろ過袋を作り、3~5分間沸騰させる。\r\n……\r\nサバイバル術― 拠点の設営\r\n選ぶ場所:風下、高台、枯れ木や崖から離れた安全な場所。\r\n……\r\n野外サバイバル術 ― 食料の確保\r\n罠で魚や小動物を捕獲。 詳しい作り方は後章「罠の製作編」を参照。",
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"CharacterArchiveContent.13308.1": "同業者の評価",
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"CharacterArchiveContent.13308.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13308.2": "ナツカセンパイはわたしの憧れの巡遊者で、いつか自分もあんなふうになりたいです。\r\n——フユカ\r\n\r\n巡遊者としては完璧だけど、友達としては最低。\r\n——ナズナ",
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"CharacterArchiveContent.13308.3": "ナツカセンパイはわたしの憧れの巡遊者で、いつか自分もあんなふうになりたいです。\r\n——フユカ\r\n\r\n巡遊者としては完璧だけど、友達としては……まあ、悪くないかな。\r\n——ナズナ",
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"CharacterArchiveContent.13309.1": "地理協会の評価",
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"CharacterArchiveContent.13309.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13309.2": "調査の結果、事実と確認された内容\r\n\r\nナツカさんは巡遊者としても、リーダーとしても、非の打ち所がない完璧な人物です。\r\nですがその完璧さが周囲のみならず、彼女自身にとっても重圧になっている懸念があります。\r\n——ウィロー",
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"CharacterArchiveContent.13310.1": "備考欄",
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"CharacterArchiveContent.13310.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13310.2": "備考\r\n\r\nこの履歴書は、どうやら本人が提出したものではないようです。",
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"CharacterArchiveContent.13310.3": "補足\r\n\r\nこの履歴書は花咲旅団のナズナが無断で提出したものです。\r\n後ほど差し替え用の履歴書を改めて提出します。\r\n緊急での質問や相談があれば、直接ご連絡ください。",
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"CharacterArchiveContent.13311.1": "決意の夜",
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"CharacterArchiveContent.13311.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13311.2": "討伐隊結成前のとある邂逅の記録\r\n\r\n「お久しぶりです、ナツカさん。今日も森の魔物の調査ですか?」\r\n「……私を知っているの?」\r\n「もちろんです!あなたの名声はいつも聞いていますよ。みんなのために朝から晩まで休まず働いて、暴走した魔物にもひるまず立ち向かって……\r\nフィーリエでナツカさんの名前を知らない人はいませんって」\r\n男は興奮した調子で話すと、懐から革袋を取り出した。\r\n「覚えていないかもしれませんが、以前あなたに助けられたんです。今日はそのお礼がしたくて。\r\n少ないですが、どうぞお受け取りください」\r\n「お礼は結構です。自分で持っていてください。いまは巡遊者にとって苦しい時期でしょう」\r\n「はは……そうですね」\r\n男は苦笑しながら視線を伏せる。そして再び顔を上げると寂しい笑みを浮かべながら、ナツカを見つめた。\r\n「だからこそ、今日はお別れを言いに来たんです。私は別の街に移ります」\r\n「そう……ですか」\r\n「魔物討伐も失敗続きで、キャンプも何度も襲撃を受けて……。いまのフィーリエでは、弱い巡遊者はやっていけません」\r\nナツカは唇を結んで、その言葉を受け止める。\r\n「さようなら、ナツカさん。あなたのような強く誇り高い巡遊者に出会えてよかった。どうか、あなたの願いが叶いますように」\r\nナツカが彼を引き留めることはなかった。\r\n\r\nその夜――ナツカは巡遊者を志した理由を思い出していた。\r\nそしてこれから進むべき道をはっきりと見定めたのだった。",
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"CharacterArchiveContent.13312.1": "遠征記録からの抜粋",
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"CharacterArchiveContent.13312.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13312.2": "05:00\r\n昨夜は獣の襲撃なし。西側の見張り台で矢の在庫に不足あり。新入りの隊員が薬を混ぜて保管していたのを発見。衛生・物資管理に関する集団訓練の必要性を確認。\r\n……\r\n07:30\r\n巡回中、古いテントの破損を発見。品質に問題はなく、経年劣化が原因。地理協会から譲り受けた旧物資であるため、次回の補給で予備テントを追加手配。\r\n……\r\n08:30 \r\n補給班が街の商人と口論に。仲裁の末、一時的に収束。再発防止のため、対応マニュアルの整備を検討。\r\n……\r\n10:00\r\n斥候班が討伐区域の魔物分布図の初稿を作成。\r\n……\r\n14:00\r\n突然の豪雨により、キャンプが浸水。事前の防水・排水対策が功を奏し被害は最小限。\r\n……\r\n15:00 雨脚おさまらず。偵察任務以外の全隊員に待機命令を発令。\r\n……\r\n22:00\r\n天候が回復した後、排水路を点検。三箇所の詰まりを発見し、すべて除去完了。\r\n……\r\n23:50\r\n見張りの交代。今夜はここまで。明日も、きっと忙しい一日になるだろう。",
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"CharacterArchiveContent.13313.1": "武器逸話:風花",
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"CharacterArchiveContent.13313.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13313.2": "ナツカは己の武器として杖を選んだ。\r\n\r\nたしかに彼女には魔法を得意としていた。だがそれは、あくまで彼女の才能のひとつに過ぎない。\r\nやろうと思えば剣でも、弓でも、槍でも扱えるのがナツカだ。\r\nその上で彼女は、戦場を共に駆ける最高の相棒として杖を選んだのである。\r\n\r\nそれは運命の出会いともいえるだろう。\r\n彼女が惹かれた杖は美しい風車を模していた。\r\nその杖を手に取った瞬間――彼女の脳裏に懐かしい光景が広がった。\r\n\r\n風車や水車がゆっくりと穏やかに回り続ける姿。\r\n故郷である水の都フィーリエではごくごくありふれた風景。\r\nなんの変哲もないのどかな光景こそがナツカにとっての原風景なのだ。\r\n\r\n「巡遊者たちの未来をよりよくするために」\r\n己を顧みることなく、ナツカは常に理想のみを見つめていた。\r\nそんな彼女が自分を取り戻せる美しい景色――\r\nそれを思い出させる杖を手にしたのは必然のことだったのかもしれない。",
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"CharacterArchiveContent.13401.1": "基本情報",
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"CharacterArchiveContent.13401.2": "*****",
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"CharacterArchiveContent.13402.1": "巡遊者になった理由",
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"CharacterArchiveContent.15610.1": "備考欄",
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"CharacterArchiveContent.15610.2": "どうして娯楽施設にクレーンゲームがないのか、ですか?実はその質問、何度も受けているんですよ。ここによく来る人なら、みんなその理由を知っています。\r\nそれは全て、緑髪の少女が原因なんです……\r\n「森のクレーンマスター」、あなたたちにとってはただの噂話かもしれませんが、私たちにとってはまさに悪夢そのものなんですよ……\r\n——フィーリエのショッピングセンター経営者へのインタビューより",
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"CharacterArchiveContent.15611.1": "ナズナの特訓",
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"CharacterArchiveContent.15611.2": "花咲旅団は創設してすぐに、その実力で名声を轟かせた。さらに人当たりも良かったため、フィーリエの巡遊者たちにとって非常に人気の高いギルドのひとつになっていた。\r\nギルドの人員拡充に伴い、その実力はますます高くなっていく一方、一部のルーキーはなかなか実戦経験を積めずにいた。そのため、新入りの訓練スケジュール管理は重要な仕事のひとつとなった。\r\nフユカは最前線で団員たちを率いて冒険することに適しており、カエデは後方支援と事務作業などを担当している。\r\n魔王プロトコルの人たちはよく手伝いに来てくれるものの、それでもふたりが背負う仕事量は半端ではなかった。しかし、花咲旅団には重要メンバーでありながら毎日暇を弄ぶ者がいる——\r\nこうして、彼女は半ば強引にこの責務を背負わされたのである。\r\nナズナは全く乗り気ではなかった。\r\n怠けているいつもの彼女を見ると、どうしても心配になってしまうが……\r\n「よーく聞いといてよ!巡遊者にとって、最も重要なのは生き延びること。だから逃げることを恥だと思わないで!失敗しても、それは間違いなく貴重な経験になるから!」\r\n「巡遊者の敵は、自然界の魔物や星ノ塔の星骸だけじゃない!この世界に住む同胞に変な幻想を抱くのは勝手だけど、邪な心を持つ輩は必ずいる!で、そういうやつは敵になる!だから対人戦の技術を磨くのは必須!油断しちゃダメ!」\r\n「ん?卑怯?馬鹿をこと言わないで、これは立派な生存戦略!つべこべ言わず、しっかり覚えるように!」\r\n……\r\n訓練の内容は他のギルドとかなり違ったが、ナズナの訓練の成果はすぐに現れ始めた。花咲旅団の新入りの負傷率はいつも最小を記録し、彼女が持つ意外な一面が知れ渡るようになった。\r\nしかし、当の本人にとって、これは良いこととは言えなかったようだ。なぜなら……\r\n「はあ?他のギルドから教官をやってほしいって相談がきてる?無理無理、そんなの絶対無理!いくら積まれても行かないからね。もう十分すぎるくらい忙しいし!」",
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"CharacterArchiveContent.15611.2": "三大依頼が解決し、星ノ塔へと続く道が復旧すると、一度はフィーリエを離れていた巡遊者たちが、徐々にキャンプへと戻ってきた。\r\n一方花咲旅団もまた、三大依頼での活躍が話題を呼び、巡遊者たちにとって憧れの存在となっていた。\r\nそんな彼女たちは、巡遊者業界の立て直しをはかるため、自分たちを支持してくれる新人巡遊者への指導を始めることにする。\r\nフユカは最前線に立ち、身をもって探索時の注意点を教え――\r\nナツカは魔獣などに出くわした際の対処法を教え――\r\nカエデは後方支援や物資の調達方法を教え――\r\nそしてナズナは……相変わらず、のんびり気ままな毎日を過ごしていた。\r\n\r\n「最優秀巡遊者に選ばれたこともあるとか言っていたのは、どこの誰だったかしら?」\r\n「あ、えっと……ナツカセンパイ、ものすごく怒ってます?」\r\n「別にサボってるわけじゃないよ。なんでもかんでも面倒見てたら、新人はいつまでも新人のままだからね。だからわたしは、あえて見守ってるの」\r\n「ナーちゃんだって、ついこの前まで忙しかったわけだし。少しくらい休ませてあげましょう?いまのところ、授業は私たちだけでもなんとかなってるし」\r\n\r\nと、そんな言い訳ばかり繰り返すナズナだったが――\r\n彼女はついに、自分のすべきことに気づいた。\r\n\r\n「よーく聞いといてよ!巡遊者にとって、最も重要なのは生き延びること。だから逃げることを恥だと思わないで!失敗しても、それは間違いなく貴重な経験になるから!」\r\n「巡遊者の敵は、自然界の魔物や星ノ塔の星骸だけじゃない!この世界に住む同胞に変な幻想を抱くのは勝手だけど、邪な心を持つ輩は必ずいる!で、そういうやつは敵になる!だから対人戦の技術を磨くのは必須!油断しちゃダメ!」\r\n「ん?卑怯?馬鹿なこと言わないで、これは立派な生存戦略!つべこべ言わず、しっかり覚えるように!」\r\n……\r\nナズナの授業は他のメンバーのものとは毛色が違ったものの、その成果はすぐに現れた。彼女の授業を聞いた新人は、明らかに負傷することがなくなったのだ。\r\nこれによりナズナが持つ意外な一面が知れ渡るようになった。\r\n\r\nしかし、当の本人にとって、これは良いこととは言えなかったようだ。なぜなら……\r\n「はあ?他のギルドから教官をやってほしいって相談がきてる?無理無理、そんなの絶対無理!いくら積まれても行かないからね。もう十分すぎるくらい忙しいし!」",
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"CharacterArchiveContent.15612.1": "森のクレーンマスターの戦い",
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"CharacterArchiveContent.15612.2": "「来たんだね」\r\n「まぁね、そっちは来なくても良かったのに」\r\n「そうはいかないよ」\r\n「自分を証明する絶好のチャンスだもんね」\r\n「コインは?」\r\n「この手の中に」\r\n「どうして使わないの?」\r\n「人を待ってるからね」\r\n「誰を?」\r\n「真のクレーンマスターだよ」\r\n「いま目の前にいる相手がそうだけど?」\r\n「ふふっ……言うじゃん」\r\n漆黒の夜、暗闇に包まれたゲームセンターにはふたつの人影が対峙している。そして、辺りは重々しい空気に包まれていた。\r\nふたりはジッと動かず、まるで熟練のハンターが獲物を見定めるかのように相手を観察している。\r\n突如、ネコの鳴き声が響いた。夜の静寂が破られ、その鳴き声とともにふたりが動き始める。\r\n\r\n「行くよ!クレーンマスターとして絶対に負けられない!勝って、そっちの称号も頂く!」\r\n「ネコの鳴き声で思い出した、上には上がいるんだよ。もしわたしが頂点だと思ってるなら、永遠に『至高の領域』には辿り着けないね」\r\n「まさか、あなたよりも強い人がいるっての!?」\r\n「わたしに勝てたら、教えてあげるよ」",
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"CharacterArchiveContent.15613.1": "武器逸話:ハートフラワー",
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